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咲希とつき合ってから 時々休んで デートにもいき愛を育んだ
けれど 最近 大会が近づいてくるにつれ 2人で会う時間さえない
顧問は 今は珍しい熱血な富来先生
俺らにとっては 高校最後の大会
自分は 会えない不満を拳にのせ サンドバックに 叩き込んだ
ある日の部活帰り 薄暗い空の下 校門前に立っている 人影を見つけた
俺は もしやの 思いで 影のある方へ 走った
ハァ ハァ ハァ🏃
やっぱり咲希だった
咲希の体は 冷たく 震えていた
翔『待っててくれたんか有難うな』
咲『うん、翔君に会いたくて…』
俺は咲希を数分抱きしめ 2人で 話しながら帰った
咲『最近部活忙しそうだね。』
翔『うん、大会近くてな毎日大変やわぁ』
咲『そうなんだ』
咲希は悲しそうに小声でいった
翔『ごめんな なかなか デート出来んで 俺と つき合わんかったら こんなことなかったのにな』
謝りの気持ちを込め発した
咲『ううん 仕方ないよ 高校最後の試合なんだから… その代わり 絶対優勝してね💓』
翔『あぁ~絶対取ったる して 咲希に あげるから それまで あえんけど 我慢してくれんかな』
咲『わかった 約束だよ楽しみにしてるから… 練習と言って浮気しないでね』
翔『うん⤴しないから俺は咲希だけ愛しとる』
咲『本当✨有難うね』
満面の笑みでお礼を言う咲希が可愛い
翔『本当だからなら証明したる』
そして 戸惑う 咲希の顎を持ち 口に軽く触れた
咲『ちょ恥ずかしい』
真っ赤な顔
翔『これで証明できたしょ これからも ずっと一緒な』
そのあと 俺は咲希を送り 体力をもっとつけるため走りながら 家路につく
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