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my Hand
凍えた君のその小さな手に
僕の手を添えてあげる
どういうこともないよ
悲しいなら
僕が救いだしてやるから
助けて欲しくなくても
好きから愛してるに変わるタイミング
僕には到底わからないから
僕はただ手を差し延べる
別な手をつかんでもいい
僕が初めて想わないと
世界だって気づかない
誰かが想えば世界は変わる
たまたまそれが僕だった
それでもいい
ただ手を差し延べる
救いだしてやる
愛してるから当たり前になるタイミング
そんなことだってわからないよ、僕は
明日に会えるなら
明日の君も救いにいくよ
みんなに優しくしてどうしていけないの
僕は自己犠牲が好きじゃないよ
好きじゃないのに
そうしてる
君を愛したいがために
君が誰かすら自分でもわからないのに
きっと読まないけど
世界の説明書を渡して
好きだなんて言えやしないや
だって好きなんだから
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