まさかの再会

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順二が来た事で少し俺から遠ざかった大塚。 しかし同じ部屋に居る。 気分の悪い酒になって来た。 そんな中テレビ番組は正月特有の、過去のヒット曲特集の様な番組をしていた。 ちょうどやっていたのは、1993年のヒット曲。 真夏の夜の夢のサビの部分が流れていた。 小さな声だが… はっきりと聞こえるうざい歌声。 大塚が口ずさんでいたのだ。 嫌な思い出がフラッシュバックする俺。 精神状態は限界を迎えようとしていた。
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