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順二からすれば、お父さんを安心させてあげたいと思ったのだろう。
そんな焦る順二の前に現れたのが、普段はヘルパーをして、介護などに詳しい大塚だった。
順二からすれば、お父さんが脳梗塞から生還して、退院出来てからそう時間が経っていない時期での、大塚との出会い。
浅はかにも運命を感じてしまったのだろうと、俺は順二側の気持ちに立って分析したのだった。
しかしとんでもない運命の勘違いをしやがった。
俺は順二をやはりバカだと思ったのだった。
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