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もう少し遅かったら、親戚から完全に総スカンをくらう行動をしてしまう所だった。
今振り返るとそう思う、その時の精神状態。
ギリギリの俺を救ったのは、父親だった。
ちなみに父親はまだあの無言電話の犯人とは知らない。
だから偶然だったのだが、家に帰ると言い出したのだった。
別に父親が気分を害したから帰るのではなかった。
この年が最後の親戚の集まり参加となってしまった、おじいちゃんがしんどいから、帰ると言い出したのだった。
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