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殺せよ、俺を殺せ
お前には俺の自由を縛る事も、心を殺す事すらも出来ない
断言しよう、俺の血はお前が逝くまでお前を赤く染め続ける
そして俺は笑うのだ、愛の無いお前には俺に涙を流させる事は出来ないと
俺は今は一人じゃない、だが将来一人になる事もあるだろう
人間一人では生きて行けないと言うが
それは間違いだ、人間は一人では幸せになれないだけ、ただ飯を食い、働き、睡眠を取る事なら出来る、すなわち生きる事だけなら出来る
ただ俺は、飯を奪われる事よりも、仕事を奪われる事よりも、恋人を奪われる事よりも
たった一人生きている人間の独断と偏見で命を軽視してしまう人間の方が哀れじゃないか?と思う
…その一人の人間というのは、自分自身だ
自分で自分を責め、傷付け、追い詰めてしまうような人間はいくらでもいる
だからこそ、ただ生きるだけでは無く幸せを必死にもがいてあさる事で
人間としての人生は成り立つのだと思う
殺せよ、なぁ、お前にそんな勇気があるか?
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