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周りを見ると...
降り止まぬ桜の雨
少し涼しい小さな風に花びらがのってﾋﾗﾋﾗと舞い落ちる...
その中...
二人は手を握って歩き始めた...
この
温もり離したくない...
たっちゃんも俺の温もり感じてるかな...
温もりもたっちゃんも彩も離さない
そう確信して...
春の風に歌う花ビラは君と僕をただ包み込むほどけない指の温もりをギュッと逃がさぬように
ずっとずっと続けばいいと
そう願って...
これからの先の話をした
｢たっちゃん...？｣
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