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「ん...?」
たっちゃんは
透き通るような
綺麗な瞳で俺を見つめた
「また来年も来ようね。」
「うん。」
たっちゃんはにっこりと笑った。
「来年には今とは違う生活で素敵な家庭を築き上げていたらいいな...」
「えっ?...」
「結婚して幸せになろう?来年ここに来るときはたっちゃんは上田じゃなくて...中丸ね?それでたっちゃんとずーっと一緒がいいっ。」
「...うん。来年は中丸かっ...。嬉しい」
たっちゃんは瞳から
涙を流して嬉しいそうに笑っていた。
たっちゃんの綺麗な頬を涙が伝い...
「たっちゃん...泣かないでよ(焦)」
俺はたっちゃんの涙をすくう、
「ゆういち...大好きだよ。」
桜のしたで...
二人は唇をそっと重ね合った
未来と希望を握りしめるように
俺はたっちゃんを抱きしめた...
「ずっとずっと続けばいい」とこんな幸せな毎日があの日君が話した夢を二人で叶えて行こう
まずは出会った花の舞う街を"並んで"歩こう春のしを浴びたり二人で笑いあおうそんな夢をずっと...
end
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