chapter さよなら

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余韻が残る―― あったかいよ――― ねえ 大介―――――― 大介の家から帰って 余韻をのこしながら 眠りについた ♪~♪~♪ ♪~♪~♪ !! 着信?んん誰? 【大介】 ? 『…もしもし』 『……。』 返答なし。 あれ? 『もしもしぃ?大介?』 『もしもし』 オンナの声… 全身の毛穴から 吹き出す汗 やめてよ 何? 『大介君の彼女?』 あなたは大介の 何なの? 無言でいると― 『あたし大介君と ヤッたよ』 ………。 ヤメテヨ 目の前真っ暗 心臓を打ち抜かれた その言葉 信じたくない 『となりで寝てるよ』 もう駄目だ ピッ 目が熱いよ 頭痛いよ ゲホッゲホッ うわぁわぁぁぁ うわぁぁぁぁん いやだ イヤイヤ 痛いよ 苦しいよ 大介…… あなたは どんなキモチで その子を抱いたの? うう… 私も一緒? 風俗したから? あなただけの 大介だけの体に 他の人の 手がついたから? あたしが悪い? ごめんなさい… 神様? こんなことなら しなきゃよかったね 神様? あたしがキレイなら こんなことには ならなかった? 答えて―― 私をののしって? 叱って? ねえ? 大介…………
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