chapter さよなら

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あれから 大介からの 鬼電 出る気になれずに… 放置 恐いよ 電話して何いうの? さよなら? 聞きたくない 聞くくらいなら 自然消滅のがマシ 家電で 親友のあずさに電話 プルルル 言葉をちょうだい あずさ 『もしもし どした?』 声聞いたら泣けてきた 『ズッあずさあ~ あたし あたし』 『何?どしたよ?』 私はあらいざらい 話した 遊んだこと 大介の携帯から オンナから連絡が きたこと そして… 私のキモチ あずさは ちゃんと聞いてくれてた ごめんね…? いつも 『とりあえず ダイ君の話きいたげなよ』 『声聞くと泣くかも』 『泣いてもいいんよ それから 自分のキモチ ちゃんとつたえな』 『わかった』 『頑張り。 又おわったら話 聞くからね?』 『…ヴン…ありがど あずさ』 ほんじゃねといって 電話をきる 言いたいこと 整理して 大介の電話をとった。
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