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―ドキドキ
――ドキドキ
心臓ヤバイ
ホテヘルの講習
場所ﾍ向かう道
待機の部屋から
ホテルまでの道を
パニくりながら
歩く
店長らしき人が
ホテル街の
一つを指差す
太陽が眩しくて
あまりよく見えない
『あれが
ウチのホテヘル専用の
ホテルだから』
『へぇ…古いね』
格安だからなと
店長らしき人は笑った
部屋に入り
一つ一つ説明を聞く
一番に店に電話
ゆん何号室に
入りましたって報告
そしてタイマー
大体十分前セットね
次お風呂だから
女の子は用意に
いくんだよと
風呂場へ
女の子専用セットの
中身使い方
やれうがいだの
やれ消毒液をませで泡をつくるだの
色々しなくちゃいけない
意外と汗かくわなんて
いいながら
話を聞いていた
『じゃあ実際に
やろうか？』
へ？まぢで？
店長らしき人は
電話するトコからｽﾀｰﾄと
背を押す
あとは覚えてない
頭の中が真っ白で
ただ覚えているのは
初めて好きではない人と
体を重ねる
不快感…
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