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数日後
日本軍のトレーニングルームで彼…シン・アスカは汗を流していた。
伸びきっていた髪は昔のように短く切られ、課されたメニューをこなしていく彼の筋肉にはまるで無駄がない。
「はっ…はっ…!!」
彼に課されたメニュー自体周りのメンバーとは桁違いにハードな物ではある。
しかし彼の顔に疲れも、日本に来た当初の見せていた暗さもない。
有るのは笑顔。
流れる汗も、体の疲労も、彼には気持ち良く感じる。
「お疲れ様です!
水分持ってきましたよ♪」
「おおっ!」
「うぇーい♪」
「サンキュー!!」
そして彼が助けた少女が飲料水を持ってきたのを見て、彼も持っていたバーベルを下ろした。
同僚が飲料水を取っていき、最後に残った物が彼の手に渡る。
「はい、アスカさん。」
「あぁ、
ありがとな、魅琴(ミコト)。」
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