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そして予想通りプラントで内乱が勃発したのは、
ジークがオーブに帰ってからキッチリ1ヶ月後のことだった。
火が上がったのはプラント本国から少し離れた所に有る、コロニー・メンデル。
首謀者が廃棄コロニーであるそれを秘密裏に改築、
要塞と化したらしい。
ジークが何とかしたのかオーブはプラント内戦に干渉しないことを表明、
また未だロゴス消滅による損害から抜けきらない地球連合も不参加の意を伝えた。
「ジークさん
上手く立ち回れたみたいですね。」
「ああ…。」
オーブと関わりの深い日本もオーブの出方次第では戦争に巻き込まれる可能性は十分にあり得る。
その点でオーブの立ち回りには感謝していた。
彼にしてみればプラントがどうなろうが知ったことは無い。
そしてプラント市民を助けられないことも理解していた。
気掛かりなのは孤児院の子供くらいだった。
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