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あたしが体育館に入ると、先輩達はもうシュートを打っていた。
誠『遅い。
早く着替えて来い。』
誠瑠先輩は鬼だ。
少しでも遅れたら…
『もうマネージャー辞めたら？』
の一言。
でもあたしは、先輩がそう言ってくれるのがうれしかった。
あたしを見てくれてるんだ…
って思えるから。
誠『何ニヤけてんの？』
成『別に…なんでもない』
着替えに部室へ入る。
女子の部室は…女子のバスケ部が使ってて、あたしには貸してくれない。
だから男子の部室で着替えてるんだ。
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