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「暁んち来るの久し振りだな~」
「そうですね
というかこんな朝から押しかけても良いと暁から許可降りたんですか?」
「全然」
ドゴォ!!
二カッ笑う蓮の頭上に麗獅の肘がめり込んだ。
「馬鹿だとはつくづく思っていましたが何を考えているんでしょうねぇこの馬鹿は
大体いつ行くかくらい話すでしょう普通は
本当にどこまで馬鹿なんでしょうか
あぁ、馬鹿は死なければ直りませんよね
という訳で……
死にますか?」
爽やかな笑顔を浮かべる麗獅に蓮は高速で首を振る。
その時カチャッとドアが開いた。
「何やってんだ?
お前ら」
二人を見て少し呆れたような暁が顔を出した。
「暁!
オッハー」
「突然押しかけてすみません、暁
この馬鹿に呼ばれて来たのですがまさか朝から行くなど話してないとは知らず……」
「そのことなら大丈夫だ
想定内だし
とりあえず上がれよ」
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