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そんなことよりも、ボクの中にもっと大きな感情が渦巻いた。
「アラン?」
(ボクがあこがれの勇者様…!)
金髪女性が応答のないボクを不思議そうに見た。
「アラン?どうしたの?さっきからなんだかおかしいわよ?」
「え!?いやそんなことないです。」
何か自分が勇者様になったような気がして、つい上機嫌になったボクは胸を張って言った。
「村長さん、ボクにまかせてください!」
「勇者様、ありがとうございます!よろしくお願いします。」
村長さんの言葉でボクは完全に有頂天になった。
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