始まり…

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その言葉にさすがに頭にきたのか、村長に詰め寄ってにらみつけている。 「もう!ごまかさないでくださいっ!」 もうごまかせない…と悟ったのだろう、村長はおとなしく話題を戻した。 「いやのぅ、いないはずはないんだがのぅ」 「でもいなかったわよ!ねぇアラン?」 そう言って金髪の女性はボクの方を振り向いた。 「………」 だけどボクにとっては、わけがわからず呆然としてしまった。  
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