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「空ですか?」 「うん。」 視線をまた、空へと固定する。 「綺麗ですわね。」 ……綺麗? そうかなぁ。 血を塗りたくった様な紅が?。 いやいや、価値観の違いか。 「………そうだね。」 まぁ良いや。 所詮、住む世界が違うのだから。 っていうか、空が紅いって事は、夕方。 何時の間にか、そんなに時間経ってたの?。 世の中不思議が沢山有るね。
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