始まりは終わりから

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「それと13日間は3人で住め。 時間が勿体ないだろう?」   た、たしかに時間は勿体ないし独り暮らししてるけどこんなイケメン2人と狭いワンルームで過ごすなんて理性が保たない!絶対押し倒す!     「お、おい!流石に独り暮らしの女の部屋に男が一緒に住むのは……あ、あれだろ!」   銀の健也が真っ赤になりながら神に訴える。 すると隣から金の健也が妖艶な笑顔で低音イケメンヴォイスでなだめる。   「まあまあ僕らが手を出さなければいいんだよ。 ……それとも銀は我慢出来ない?」   な、なだめてない! むしろ逆撫でしてる!?   それにばっちり挑発された銀の健也は額に血管を浮かべてわなわなしている。     「上等だ……住んでやろうじゃねえか!」   「ふふっ仲良くしようね?」    な、なんか先行き不安……  生活費、金銀健也の生活用品は神が魔法で何とかしてくれるらしい。     「まあ、何か困ったことがあれば来るがいい。 13日間を大切に過ごし最終的にどちらにするかゆっくり考えることだ」     神が指をパチンと鳴らすと 周りの人達が何事も無かったかのように動きだし、さっきまで居た神も居ない。 ただ居るのは……     「これからよろしく、みさとちゃん?」   「せ、世話になる!」     イケメンの2人…… そして物語りは始まる。
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