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人を好きになる気持ちを教えてくれた貴方に出会えて本当に良かった。愛される幸せを教えてくれた和也に出会えて本当に良かった。私はいろんな人に支えられて幸せだ。貴方を失って、この世に未練なんかなくて死にたくなった時、家族が助けてくれた。私はなんて弱い人間なんだと、自分が嫌いになった時もあった。だけど、幸せは自分で掴むものなんだよね。気付くのに遠回りをしたけれど…今振り返れば、人生豊かだったのかもしれない。いつか子供たちにお母さんはこんな恋をしていたのよって言えるから。傷付いた分、人の傷みを考えられるようになったから。私は私の人生に後悔なんかしていない。一度きりの人生だもの。後悔しないように行動しなきゃ。怖がっていても始まらない。それを知った私は少し強くなれたかな?
ねぇ、貴方?私を愛してくれてありがとう。貴方との大切な思い出を決して忘れないよ。
ねぇ、和也?私を支えてくれてありがとう。許してくれてありがとう。受け止めてくれてありがとう。
全ての人にありがとう。
女の子「お母さん、ずっと大好きよ」
和也「今までありがとう。愛してる」
私「私は幸せ者ね。こんなに愛してくれる人達にみとられて死ねるなんて。あなた、泣かないで。私は幸せよ。あたなの妻になって、可愛い娘を授かったんだから。愛してるわ。」
女の子「ママ…」
和也「…」
私は約束を守ったわ。愛する家族に見守られ、温かいベットで静かに眠れるんだもの…。会いに行ったらすぐに抱き締めてね。
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