第1章 全ての始まり―サラ編―

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「サーラー、まだ終わんないの?」 「ウーン、ごめん。まだ掛かりそう。 先に帰ってて」 「OK。じゃあ、また明日ね」 この日もいつもと変わらないはずだった。 世界は何事もない形を造り、 見慣れた色に覆われ、 気怠い空気を纏っていた。
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