《名探偵ふー子》

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ふー子はダッシュで建物の裏に走った。 見上げて待っていると、 3階の右から2番目の部屋に明かりがついた。 ガラッとベランダの窓が開いて、彼が洗濯物を取り込むのが見えた。 またダッシュして1階のポストに向かう。 (これだ!勝山さんてゆうんだぁ~!♪) ポストに鍵は掛かっていない。 開けてみると水道料金の請求書があった。 (勝山健一!私は勝山風子になるのね~!♪) 妄想MAX。 『ケンちゃーん!♪』
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