《運命の出会い》

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昼休み。 山ちゃんが聞く前に喋りだおすふー子。 喋りたくてしょうがないらしい。 『でねー、電車からね! 私を守って降りてくれてねー! 「1両目に乗る方が空いてていいですよ」 だって~だって~キャーっ♪ これって運命の出会いよねぇ~!恋よねぇ~!キャーっ♪』 『……。』 山ちゃんは経験上知っている。 妄想中のふー子に何を言っても無駄だ。 (ふー子…暴走しなきゃいいけどね…。) 黙ってランチを食べながら、 山ちゃんは思った。
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