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あれ、俺って死んだんじゃなかったか?
浮ついているとはいえ何で感覚があるんだ?
まるで夢の中のようで、でも確かな感覚がある
『シグルト、お前にチャンスをやろう』
目の前に白い靄が現れた
「何言ってるんだ?ていうかお前は何だ?」
人の意識に勝手に入ってきやがって。いや、夢なのかどうかも分からないんだった
『お前は多大な功績を残した、と思う。なのでお前にチャンスをやろう』
「何で思うを付けた!?曖昧すぎるだろ!
そして質問に答えろ!
ついでに功績ってなんなんだ?」
『今回は失敗しないように。このチャンスは一度きり』
「俺の質問には答えないんだな。もういいよ、どんどん続けて」
なんかリプリーより性質悪いような……
でもなんか慣れた、我ながら恐るべき順応力
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