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浜に向かってくる英治を、背後から大波が襲った。 「英治!!うしろ!!」 リカの叫び声に、高く昇ったサーフボードの上で英治が後ろを振り返った。しかし、もう遅かった。 いつもなら波間から再びのぞく英治の笑顔が、いつまでたっても現れなかった。 .
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