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  「…綺麗」 そこで見た花火はめちゃくちゃ綺麗で 何故だか泣きそうになったんだ 「なぁ…かめ?」 「ん?」 じんに呼ばれて振り返ったら じんが真剣な顔して俺を見てたんだ 「じん、どうしたの?」 「俺さ…かめが好きだ」 その瞬間 花火が上がって、でもそんなことより じんに告白されたことに驚いた だけど… すっごい嬉しかった 「俺も…じんが好き」 その帰り道 俺とじんは初めて手を繋いで 初めてキスをした こうして俺とじんは恋人同士になった 幸せな日々が続く このときの俺はそんなことを信じていたんだ  
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