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先生と話しが終ったのか凛綺が自分の席につくためこちらに歩いてきた。
零「おはよ。」
凛「おっす!!」
一応女なんだからそんな言葉使い止めればいいのに。
暁「チッ・・・うるさいのが来た。」
凛「そうか?
私はいつもこれだからうるさいかどうかわからん!!」
腰に手をあて笑う凛綺を見て誰もが「そこは怒るところなんじゃ・・・。」と言いたそうな顔をしている。
この沈黙を破ったのは、
零「先生。授業進んじゃって。」
凛「すまんかったな!先生。授業止めて。」
そして豪快に椅子に座る。
あっそういえば俺は梨花と言い合ってたわけで・・・。
涙「面白いじゃねーの。
だが生憎お前みたいな奴でも女だからな。
女に暴力振る趣味はねぇ。」
暁「ふぁーあ。」
暁は興味がなくなったのか完全に傍観者だ。
するとまた扉がさっきみたいに勢いよくではなく静かに開いた。
真「遅れてごめんなさい。」
綺麗で透き通った声でそう言いコツコツと足音をならして入って来たのは、龍羽 真紅だ。
小柄で可愛くて妹みたい。
癒される・・・。
だけど真紅は病弱だ・・・そんな素振りなんて見たことない。
負けず嫌いだからかな。
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