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遠くで蓮達がギャーギャー騒いでてなんか僕の可愛さなら警察も許しちゃうよとかなんとか・・・。
勝手にやってろ。
遅刻しても知らねぇからな。
キーンコーンカーンコーン。
・・・バンッ!!
勢いよく扉が開きチャイムが鳴り終わるギリギリに零が入って来た。
それに少し遅れて息を切らした蓮がやって来て・・・
蓮「ギ、ギリギリ、アウト・・・?
でも先生来てないし大丈夫ッ!!」
後ろちゃんと見てから言いなよ・・・。
零「蓮・・・後ろ見てみろ・・・。」
蓮が振り返るとそこには担任・・・
千早 冬夜がいて。
蓮「わっ!!
ちぃ先生!!
うぅ~ちぃ先生ぇ~。
許してぇ~。」
首をちょっと捻り上目使いで目をうるうるさせながら言ってる・・・。
絶対狙ってるな。
しかもちぃドキッとしてるし。
あぁーそういえばちぃってのは先生のあだ名な。
理科担当で白衣を着た教師。たしか新任だったような・・・まぁ若い。
ちぃ「うっ・・・今日で最後だからな!」
顔赤くしてんじゃねーよ。
ってか何回目だよこのやり取り。
蓮「ちぃ先生ありがとぉ~!」
蓮がちぃに抱き着くとちぃが驚いて・・・いや・・・ドキッっとして慌てて蓮を引きはがしてる。
ちぃ「ほらっ早く席に着きなさい!!」
あんな事しなかったら怒られなかったのに。
馬鹿だなぁ。
口パクで「バーカ。」っと蓮に言うと蓮はぶつぶつなんか言っていた。
ちなみに蓮とは隣の席だ。
零「いっいつの間に教室に!?」
普通に居たよ。お前らより早くな。
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