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ひらり…
またひらりと…
舞ってゆく桜の花びら達
貴方と2人で歩いた桜の舞う道を
今度は1人で通ってみた
歩く度に足下の花びらが風と共に舞い
まるで護られているように感じた
目をぎゅっと閉じると
風の音や花びらの香り
そして…貴方の存在―
胸がトクン…と高鳴りゆっくりと貴方の元へ
いつもみたいに頭を撫でて
いつもみたいにぎゅって抱き締めて
いつもみたいに甘いキスを
今日のキスは桜の味がして
また胸が高鳴った―…
End
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