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草壁はキャプテンが結構似合う。リーダーシップがちゃんと執れてるし、皆をひっぱってるし、信頼も厚い。俺とは違い冷静だから突っ走ることもない。いいキャプテンだ。俺は、いい副キャプテンなんだろうか?
東條 「まあいいんじゃないの」
東條はこう言う。
東條 「そのうち板についてくるよ。慣れだよ慣れ」
気は楽になるが、スッキリはしない。それと天童は変な奴だと気づいた。天童の心の中に卓球スイッチ有り、オンにするとクールで卓球一筋、オフの時はただの天然な高校生だ。正直戸惑う。草壁曰く、
草壁 「それだけ卓球に対して真剣ということだろう。どっちの天童が素かはわからないが…」
だそうだ。実際そうなのかもしれない。クール状態の時は私語もないし、無駄な動きもない。サイボーグだなありゃ。
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