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鈴『あ~~ぁ、つまんないのォ。ゲレンデを華麗に滑る自分を想像してたのに』優『それは、ちょっと甘いんじゃない?』
鈴『それにしても、真一くんと亮くんと奈緒子スキー上手いよね』
優『ホント、ホント。だけど鈴華、心配じゃないの?』鈴『何が?』
優『だから、亮くんと奈緒子が仲いいから…』
鈴『何んだ、そんなコトか心配いらんって…』
優『もう鈴華って、いつもそうじない』
鈴『仕方ないじゃない。奈緒子の性格なんだから』
優『あたしは奈緒子よりも鈴華の方が、可愛いと思う。嘘じゃなく、そう思ったんだから』
鈴『あ…ありがと。優香里』
仕方ないよ。奈緒子は、あたしより遥か美人だし亮くんのタイプに、どこか似てる。あたし、優香里の気持ちもちょっとは、解るけど、勇気出すために、この旅行に参加したもん。
だから頑張ろう。
そして━━━━━
ホテル内……
優『鈴華、そのセーターどうしたの?』
鈴『え……なんでもないよ』
優『何よ、ちょっと見せてよ』
グイッ
鈴『あ…』
優『へぇーいぃじゃん、これ』
鈴『ホント?あたしが編んだの』
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