暁の酒月

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暁の酒月

昔々、戦乱の荒波に立つ、凛国という小国があった。 大名永良隆馬の息子で若の隆元は、荒々しく猛々しい、夜叉のような若侍。 重臣吉倉茂仲の長男茂遠は、物静かな勤勉家。 そんな異なる二人が、大事な任務を任され隣国栖に赴くのだが―― 凛国の若永良隆元、その側近吉倉茂遠と、栖国の若き大名西堂尚久が繋ぐ戦国の絆。
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