第六幕 変わる日常

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朝、私はいつものように起きる。やっぱり今日も目覚まし時計にツッコミを入れる。これは恒例だ。 ただ、今朝から少し変わる事がある。 「起きたか、朝食は既に出来ているぞ?覚める前に食すがよい。」 エプロン姿のフツノさんがキッチンから挨拶をしてくれる。 あぁ、やっぱり夢じゃないのか・・・ あれから両親に、藤原くんと同棲生活の話を告げて、こっちで寝泊まりする事になった。 てっきり心配されると思ったが、藤原くんを見た途端、両親の態度が一変した。 『いざとなったら押し倒せ♪』 ・・・私、一応年頃の娘デスヨ? ちなみにお父さんに至っては・・・ 『なかなか誠実そうな好青年だ、幸せになれよ。』 私、いつか不幸になるよ・・・
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