第六幕 変わる日常

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ちなみに、私と藤原くんの交際に関しては、特に秘密にはしていない。 というか、朝に彩華に会ってしまった。当然藤原くんを見た途端に暴走し、一騒動あった。藤原くんは魔術ナシで必死に抵抗していた。その時に逃げ道として、説明した。 彩華は一度動きを止めた後に・・・・ 『オォォォォオオォォッ!!』 まるで某ロボットアニメの紫のロボットのような雄叫びを上げて、再び暴走してしまった。 効果無かったっ!? 『シンクロ率400%!!』 『目覚めたの、彼女が・・・』 後ろのギャラリーが再現している。 マズいっ!!この後の展開を考えると、喰われるっ!?私は最強の使徒かっ!! 『琴葉、少し手荒な手段を使わせてもらうぞ?なに、命は取らない。』 隣ではなんか藤原くんが物騒な事を言っている。 『日陰、うちのクラスの藤原くんが襲われてるっ!!』 『あいつは・・・この前の女か。』 『ここで藤原くんを失うのは惜しい、日陰、本気で行きなさいっ!!最悪の場合は柴田先輩頼るからっ!!』 『・・・最初から全力でいく、柴田先輩を呼ぶ準備をしておけ。』 さらに状況は混沌に向かって加速してく。 私にどうしろと? 『藤原、協力しろ。』 『寺島日陰・・・右から頼む。俺は左から奴を攪乱する。』 『・・・委細承知っ!!』 ・・・もう嫌だ。 結果として、無事に彩華の鎮圧には成功、藤原くんは『寺島日陰』という戦友を得た。 その際に、私と藤原くんの事はその場にいた全員に知れ渡った。
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