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「だったらなおさら、封印を解かせるわけにはいかないっ!!かつての悲劇を忘れたか?あの惨劇を忘れたのかっ!?」
「覚えているさ、覚えているからこそ、俺は神の力を望むんだよっ!!」
次第にカオスとスピアの体が霧に包まれて消えていく。今晩はここまでらしい。
「カオス、それがお前の選択か・・・」
「そうそう、大事な事を忘れていたよ。
明日は学校、サボるなよ。」
そんな場違いな言葉を残して、カオス達は消えてしまった。
その場に残されたのは・・・
「アイツが、敵になったか・・・」
何かにショックを受けている優くん。
『主・・・』
そんな優くんにどんな言葉を投げかけるべきか分からずに、困惑するフツノさん。
そして・・・
「・・・・・・」
事態がよく分かってない私だった。
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