第七幕 刀と槍

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「だったらなおさら、封印を解かせるわけにはいかないっ!!かつての悲劇を忘れたか?あの惨劇を忘れたのかっ!?」 「覚えているさ、覚えているからこそ、俺は神の力を望むんだよっ!!」 次第にカオスとスピアの体が霧に包まれて消えていく。今晩はここまでらしい。 「カオス、それがお前の選択か・・・」 「そうそう、大事な事を忘れていたよ。 明日は学校、サボるなよ。」 そんな場違いな言葉を残して、カオス達は消えてしまった。 その場に残されたのは・・・ 「アイツが、敵になったか・・・」 何かにショックを受けている優くん。 『主・・・』 そんな優くんにどんな言葉を投げかけるべきか分からずに、困惑するフツノさん。 そして・・・ 「・・・・・・」 事態がよく分かってない私だった。
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