第八幕 説明

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「『ダンウィッチ事件』って何なの?」 「異世界の神の体の一部が学院に封印されていたらしいんだけど、ある日突然それが解けたらしいのよ。 その際に学院の生徒達が必死になって抵抗したの。結果は、ほとんど全滅に近かったけど、それでもなんとか異世界に押し返したの。 上の人間がほとんど秘匿にしてるから、私も詳しい話は分からないんだけどね。 優は、詳しい事知ってる?」 聞いているだけでファンタジーな話。そんな話が突然優くんに振られたが・・・ 「知ってる。あの封印を解いたのは俺とカオスだから。」 そんな、とんでもない事を口にした。 「主・・・」 「カオスと二人で興味が湧いて、封印を破った。現れた異形を討ったのは、責任を果たす為だ。」 「ちょっと優、それを上の人間は・・・」 「話した。だからこそ俺は魔術師として認められたんだ。」 かなり重い話だった。そんな話を淡々と告げながら、優くんはのんびりお茶を飲んでいた。 何で優くんってそんな波乱万丈な人生歩いてるんだろう?もしかしたら、それが原因でこんな無愛想になったのかな?
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