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「さて、次はこの土地に封印されてるって話のマガツカミについて教えてくれ。」
「あっ、あぁ・・・うん。この土地を調べた時に、って言っても分かったのは今日のお昼なんだけど、確かにあったわよ?
名前もない、生贄を要求する残虐な土地神だけど、力はあったみたい。」
昔の日本でも生贄とかあったみたいだけどここもなのか。
太陽を乞う儀式にはよく生贄は使われていたらしい。案外てるてる坊主ってその名残かもしれない。
でも日本で太陽の神様って『天照大神』って名前の偉い神様なんだけど・・・
あれ?私は今、何を言っていたの?
【作者の言葉が混じりました。てへ。】
・・・おのれ作者め。
「土地神、か。位は高くないだろうけど面倒だな。出来るなら、直接戦うのは避けたいな。」
「・・・主、分かっていると思うが、あまり無茶な事は・・・」
「分かってる。」
世界広しといえど、神様と戦う事を面倒と言ってのけるのは優くんだけだろう。
優くんの頭の中では神様と戦うのは日常生活の延長上の出来事なのかもしれない。
少し想像してみる。北欧の神様辺りと殴り合う優くん・・・微妙。殴り合いとかはあんまり似合わない。
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