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「じゃあ最後に、優とカオスの関係について教えてくれない?
聞いた感じだと優にかなり恨みがあるみたいだけど、何かやったの?」
「アイツは学院時代に俺と戦闘訓練で首席の座を争った相手だ。それ以外はさっき言った事件の他は思いつかない。」
「後ろからナイフで刺したり、零距離で魔術を使用したり、日常生活で顔にケーキぶつけたりしてない?」
「するかっ!?」
・・・優くんだったら必要と感じれば迷わずやりそうだ。
でも、これだと全く恨む理由が見つからない。むしろきっかけがあれば友達になれそうだ。
お互いに成績は優秀だったみたいだし。
「うーん、とりあえず今日はここまで、って事だね。一応私の方でも色々調べてみるね。そっちも何か分かったら連絡ちょうだい。」
「おやすみなさい、ダリアさん。」
手を振って、ダリアさんは部屋を出ていった。明日も学校だし、早く寝ないとね。
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