第二章、昔の思い出

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その後私たちは色んな話をした。私は自分が姫だと言う事は言わなかった。変に気を遣われたくなかったからだ。そして私は話をしていく内にハリーを好きになった。 私はまた会おうと約束をして、次の日も次の日も彼に会いに行った。彼もいつも来てくれた。 だが私が夜出掛けている事がお父様にばれてしまった。 リチャード「エリザベス、もう外に出掛けるのはやめなさい。もしもランカスター家の者がお前を見つけたらどうするんだい?心配でたまらないよ」 エリザベス「ごめんなさい、お父様。でも後もう一度だけ外に行かせて‼どうしても行かなきゃいけないの」 お父様はもう一度だけだよと言って許してくれた。 私はその夜ハリーにさよならを言いに行った。 エリザベス「ハリーあのね、私此処に来るの今日で最後なの。だから今日はさよならしに来たの」 ハリー「どうして?」 エリザベス「お父様にばれちゃったの。今までありがとう」 ハリー「寂しいなぁ……………ねぇエリー、またいつになってもいいから此処に来てよ。そしてまた遊ぼうよ」 エリザベス「また会えるかな?」 ハリー「きっと会えるよ」 エリザベス「じゃあ約束だよ‼」 ハリー「うん。約束」
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