彼女は小学三年生

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「さて、真央ちゃん。どうしよっか?」 平川が去った後、一瞬沈黙が流れた。 「わかんないよ」 ちょっと困った表情の真央。 彼女は、まだ小学三年生だ。 見た目はしっかりしているが内心、現状に戸惑っている事は間違いない。 ここは僕が、彼女の不安をなんとかしなくては、なるまい。 「まだ明るいから公園でも行こうか」 「うん!」
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