序章

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  春。   出会いと別れが 入り混じる季節。     中野にどこかにあると言われる中野腐男子学園。   そこに通う学生たちもまた、別れと出会いを経験した。       そこには、旧友との別れに心を傷める者あり。   また、その者に想いを寄せる者あり。   また、自分の気持ちに戸惑う者あり。       17歳という多感な年齢の学生たち。     相手を傷付けてしまうのではないかという不安と、それでも好きな気持ちと葛藤し、大人になっていく。       絡み合う感情の糸の行く先。   それは誰にも分からない。    
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