5人が本棚に入れています
本棚に追加
亮『鈴華ちゃんに別れようって言われた時、オレにはそんな鈴華ちゃんを支えられる自信がなかった。でもさ、その鈴華ちゃんを支えて歩き出させたのは、アイツだったろ?悔しいけど、アイツは鈴華ちゃんにとって、誰よりも大切な男だって思うから。ヘンな意地張らないで、しっかり掴まえとかなきゃダメだからな』鈴『亮くん…。ねぇ、亮くん』
亮『ん?』
あたしもちょっぴり悔しくなったから、亮くんの横顔に、イタズラっぽく問いかけた。
鈴『亮くんが変わったのって、奈緒子の影響?』
亮『ばっ…』
端正で優しげな顔に、パツと血が上がった。
こーゆートコは、昔のまんま。
最初のコメントを投稿しよう!