第Ⅰ章:壊れた日常

1/7
前へ
/11ページ
次へ

第Ⅰ章:壊れた日常

『夢はあるのか?』 そう訪ねられたら、俺の答えは決まっている 『何もない』だ 毎日を何となく過ごして、適当に愛想を振り撒いていく 別に楽しさも寂しさも無い でも、それで満足だった 何時もと変わらない日常を過ごす為なら、『夢』など邪魔でしかない 俺が一番恐れている事は、日常の崩壊なのだ
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加