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明が帰って来る迄の間、三人で、久しぶり、庭で花火をした。良かった、生きてて、幸せだな~って。
『稜子、ママにも、頂戴よ~。パパばっかり、ずるいわね~。』
『ゴメン、ゴメン、パパと花火したの久しぶりなもんだから、ついつい、嬉しくて。だって、ママとは、買い物に一緒に行ったり、お茶したりしてるじゃないの。パパと花火をしたのって、下手したら、子供の頃じゃ無い?』
『ハハハッ。おいおい。そんなに、一緒に、花火して無かったか?良いよな~ママは、病院に行くのも一緒、買い物するのも一緒、たまにお風呂入るのも一緒で、たまには、お手手でも繋いで、パパとデートしないか?』
『パパ、何時まで、小さいままは、良く無いですよ。稜子、子供の頃って言ってたけど、今も、子供に変わりは、無いでしょう?足をバタバタしないだけで。』
『全く、二人共、いい加減、子離れして頂戴ね。私が居なくなったら、全く、どうするんだろうね。私と、明が居なくなったら、この家で、新婚生活送れるね。』
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