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明が一通り、言葉を出した後に、パパが、口をひらいた。
『そりゃ~楽しいよな~仲良し家族だもんな~。稜子がこんなに元気になって、花嫁姿も見せて貰って、今度は、子供だな。稜子、明と一緒に行きなさい。夫婦が離れて、暮らすもんじゃ無いだろう。稜子は、明に嫁に出したんだぁ。とうに、諦めてるよ。こうやっている事は、楽しいさぁ~。だけどさ、稜子も良い旦那貰ったな。こんなに、嫁さんの事考えてくれる旦那居ないぞ。ちゃんと、付いて行きなさい。そして、早く、子供作って、見せに来なさい。ママの事は、大丈夫だ。新婚生活やり直すと思えば、もしかしたら、稜子より、先に、ママの方赤ちゃん出来ましたって報告するかもな~。』
パパは、笑ってたけど、暫くの間、誰も口を開け無かった。
沈黙を破ったのは、電話の呼び出しだった…。
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