吸い殻
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吸い殻
君を想う気持ちが言の葉となって口から零れ落ちる 恥じらって 恥じらって。 小さな音は意味になって君の脳に消化する 窓の外なんかみないで 音が消える 君が吸った煙草の煙も消える 残った吸い殻も 部屋も 余韻もすべて まだあるんだ 黒い髪を撫でて 私の茶色い髪も撫でて 恥じらって 恥じらって。
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