自称探偵

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ミラ「よしっ!!もう一息!!」 訓練所Lv5。 今日も、多くの生徒が訓練に励んでいる。 ミラも、仲間を従えて訓練所に来ていた。 仲間は、メリル、ウィルバ-、 それから、メガネコレクターで有名な『ジョニー』である。 ミラは、メリルと訓練の約束をしている。 そこに、彼女に惚れている男二人が、オマケでついてきている。 要するに「点数稼ぎ」という奴だ。 もちろん、メリルは全然気にも留めていないのだが。 そんな女リーダー+ストーカー二人を、人は「ネズミ警備隊」と呼んでいた。 メリル「悪いがミラ。今回はここまでだ。次の約束があるのでね」 ミラ「ああ、助かったよ、メリル」 ウィルバ-「じゃあ、俺もここで」 ミラ「ああ、ありがとう!!」 ウィルバ-は頼んでもいないのに、おまけで手伝ってくれる。 いい奴だ。 だが、こいつは違った。 ジョニー「じゃ、悪いがミラ、俺も…」 ミラ「ちょっと待て!! お前とは、あと3更新! 約束したはずだぞ!! でなければ、そのシルバーリング、返してもらうからな!!」 ジョニーは、メリルを追いかけるついでに雇主と契約してしまうのだ。 でも、結局はメリルの方が大事。 たびたび、約束を反故にしては、自分の悪評を世に広めている。 ジョニー「だって、メリルが行っちゃうし… あっ!!」 ミラ「何!?」 ジョニーがミラの背後を指さす。 ミラが振り返る。 だが、当然何もない。 ジョニー「じゃあな!!また今度!!」 ジョニーが脱兎の如く、走り去ろうとする!! シル!!シル!!シル!! ジョニー「うわっ!!」 ミラ「へへっ、そんな手には、 の・ら・な・い・よ!!」 ジョニーが逃げようとした瞬間、 ミラのファイアビュート+2が、彼の体に巻きついた!!image=256245318.jpg
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