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戦いが終わってるなら怖くも何ともないんだから!
俺は一歩大きめに踏み出し表に飛び出た。
「たのもーッ!!!」
大きな声でファイトー!一発ッ!!
「へ?人間?」
「人間で悪いかあ!しらッ………白々しい!!」
「………?」
なんだこいつ。若いくせに白髪とか。
危うく白髪って言おうとしちまったぜ。
きっと本人気にしてると思ったから言わないどいてやった俺って、なんて気の効いた!………言いそうになったが。
「アレンくんの知り合い?」
うひょーやっぱしこの子かわええなあ。
ひょこっと横から顔出してきた子……リナリー、だっけ?
「いえ……君、ここ何処だか分かってます?立ち入り禁止区域なんですけど…」
うそーん。
「え、そうなんですか。知りませんでした。………後ろのアレ何イィィィィッ!!?」
「あれはAKUMAの残骸だよ。ここはまだ危ないから帰った方がいいよ。」
リナリーちゃん。笑顔で言うことじゃないと思うよ。
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