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「俺、自分の部屋で寝てたはずなんだけど…。君もそんなかんじで知らぬ間にここへ?」
レイちゃんと呼びたかったけど、馴れ馴れししキモいので激しく却下。
レイちゃんは(心の中では常にレイちゃん)俺を真っ直ぐ見つめ、まるで長門のように淡々とした口調で言葉を紡ぎ出す。
「私はこの世界の住人。
あなたは選ばれた。
私はあなたに伝えなければならないことがある。」
選ばれた…………………?
「意味分かんね」
「私が説明する。
よく聞いて理解してほしい」
「頭悪いから理解出来ないかも」
「それでもかまわない」
え~……いや、駄目っしょ理解しなきゃさ……。
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