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「あの、コレ…。形が変わらないんですけど思いが足らないってことですかね?」
「…力が足りない」
え!?これ以上の怪力を俺に求めるのか?
やってやろーじゃん!!!レイちゃんのためにもッ!!!
「OK、分かった……ふんぬうぅぅうぅぅぅうりゃりゃりゃあぁぁぁッッッッ!!」
「はぁッ?その力じゃなくて?………早く言って欲しかったな」
「あなたは先走り過ぎる。
治した方がいい」
やかましいわっ!
俺が唸りながらB(めんどいからそう呼ぶことにする) を叩いてつねって潰して投げてふんずけて。
中々形が変わらんBに苛々しながら息がハアハァ上がり始めた時にレイちゃんが「今は何をしても変わらない」って……。
何でもかんでも力ずくはやっぱいけないよな。
てかさレイちゃん笑おう。もっと。
なんか怖いよ。
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